難聴が発覚するまで

音入れまで

娘の難聴が分かるまでのお話です。娘の難聴は、現在では原因も特定できており、おそらく先天性だろうと言われています。

しかし、難聴が発覚したのは、1歳9か月になってからのことでした。

新生児の検査では問題なし

娘は予定日より数日早いものの、健康な身体で生まれてきてくれました。

新生児聴覚スクリーニング(自動ABR)も両耳パスしていました。(問題なし)

退院後、大きな音に反応していないのではないか?と思うことがありました。本当によく寝る子でした。

モロー反射が少ないような気がしていたので、1か月検診の時に医師に相談しました。しかし、そこでは新生児聴覚スクリーニングでパスしていたので大丈夫でしょう、としか言われませんでした。

新生児聴覚スクリーンニングの「パス」という結果は、両親だけでなく、医師の目をくらませてしまう、ことがよく分かりました。難聴児の保護者の方とお話しするなかで、新スクの結果はパスだったが、後に難聴が発覚したという、我が家と同じパターンの方が少なからずいらっしゃることが分かりました。進行性の難聴も存在しますが、娘の場合は先天性の可能性が極めて高いと言われております。新スクをパスした原因は調べようがなく、今でも不明です。

運動発達について

2か月頃になると少しずつ笑顔を見せてくれるようになりました。

しかし運動発達は平均と比べるとかなり遅かったので、月齢を経るごとに不安が増していきました。

確か6か月検診の際に、顔の横で音の出るおもちゃを鳴らして反応するかの検査がありました。難聴児は聞こえないハンデを補おうとするのか、視野が広い傾向にある気がしています。そのためかは分かりませんが、音の出るおもちゃの方を見ることができたので検査には引っ掛かりませんでした。

ずりばいは一般的に生後6か月から8か月頃から始める赤ちゃんが多いと言われているそうですが、娘がずりばいを習得したのは11か月の頃でした。ずりばいが出来るまでは、娘の前から少し離れただけで泣いてしまうので、なかなか大変でした。

今思えば、見える情報が全ての赤ちゃんにとっては、母親の姿が見えないと非常に不安になるのはよく分かります。この頃はとにかく運動発達の面で周りに追いつかなければと思い、専門家の方に相談したこともありました。

全く声を出さないわけではなかった

ずりばいが習得できるようになった頃、何か要求があるときに「まー」「まんまー」とよく言っていました。やっと自分で動けるようになり、ママらしき言葉も出てきたことで少しホッとしました。

つかまり立ちをしたのが1歳2か月、歩けるようになったのは、1歳6か月の頃。1歳以降、一時期は「まんまんまんまん…」「あんまー」などと発声していたのですが、1歳半の頃には鼻から抜ける声(「ん」)が出ていたぐらいになっていました。

呼びかけに対する反応は、何回かで応じてくれて(いると思って)いました。

すぐ反応できないのは、遊ぶことに集中しているからだと思い込んでいました。

しかし今思えば、耳の聞こえなさを補うために、視野を広く持つようになった結果、反応できるようになっていたんだろうなと思います。

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