手話で意思疎通ができる喜び

音入れまで
Processed with VSCO with c6 preset

手話は音声言語習得の妨げになるのか

娘の難聴発覚にこれまでにないショックを感じつつも、2歳を目前に控えた今、悩む暇はありません。

早速、娘の今後のことについて、難聴児のことばのサポートをする団体「デフサポ」の代表牧野さんや、「みみプラネット」を運営されている難聴児を育てる先輩ママさん方に相談をさせていただきました。

そうしたなかで、手話やジェスチャーの使用についてアドバイスしていただきました。

補聴器や人工内耳を付けるまでの間、娘とコミュニケーションを取る手段として、また物事の概念を知るための手段として、手話やジェスチャーは有効です。

我が家では、人工内耳を装用した後は音声言語での療育を主軸にすることを想定していました。そのため、人工内耳手術までの短い期間に手話やジェスチャーを習得することは、音声言語を習得する際の邪魔にならないのか、という心配もありました。しかし、そういったことはなく、むしろプラスに働くという情報も見つけました。

「声を使って何かを伝えようとするようになった頃でも、身ぶりを使い続けます。これは正常な発達ですし、何の心配もありません。身ぶりを通じて伝わることの喜びを知ったお子さんは、音声言語への移行もスムーズで、ことばの発達を後押ししてくれることが多いです。」

スーザン・レイン ロリ・ベル テリー・パーソン=ティルカ 著 北野庸子 井上ひとみ シュタイガー知茶子 星野友美子 矢崎牧 翻訳『聴くことで世界が広がる! 難聴児の豊かな子育てガイドブック』ココ出版、p.13

手話を使い始めて

娘の場合、難聴が分かってから、人工内耳を装用するまでの4ヶ月間の間で、約140の手話・ジェスチャーが使えるようになりました。

難聴が分かってからの日々は、耳が聞こえないなかでもできる限りたくさんの経験をさせるため、家族で頻繁にお出かけしていました。動物園や水族館などなど。

そうしたなかで興味の幅が広がり、手話の習得もスムーズに進んでいったように思います。特に動物の手話はたくさん覚えました。

さらに、人工内耳装用後、音声理解語をカウントする際にも、手話やジェスチャーで意思疎通が取れることは役立ちました。こちらが音声だけで伝えた言葉に対し、それに合う手話・ジェスチャーを答えてくれれば、その言葉は理解できているということになります。

その他にも手話・ジェスチャーを使っていてよかったと人工内耳装用後も思うことがたくさんあったので、それについては別記事に記していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました